家の話(主に北海道)

住宅業界に寄り添って20年、感じたことや知ったことを。ハウスメーカーから工務店まで、住みたい住まいを考えて。家の話をしましょう。

「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」2016 各賞が発表されました。

特にエネルギー性能に優れた住宅、住宅メーカーを表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」、昨年2016年の受賞が発表されました。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー

今回はこの受賞一覧から北海道企業をピックアップして紹介したいと思います。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」特別優秀賞

株式会社住まいのウチイケ eco-house ZeRo室蘭市/室蘭市ランキング2位)
大鎮キムラ建設株式会社  エネーラ+ (苫小牧市/苫小牧市ランキング2位)

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」優秀賞

株式会社ウッディークラフト SOLANA中標津町/釧路市ランキング13位)
株式会社三五工務店 企画型住宅sococo(札幌市/札幌市ランキング25位)
柴田建設株式会社 「ファースの家」四季無暖房住宅湧別町
株式会社住まいのウチイケ eco-house 2
株式会社住まいのウチイケ U-BOX
大鎮キムラ建設株式会社  TARU
株式会社福地建装 「ファースの家」綺麗な空気と暮らす北斗市/函館市ランキング26位)
株式会社ロゴスホーム ecoxia帯広市/帯広市ランキング1位)

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」特別優秀企業賞

大鎮キムラ建設株式会社

まずは受賞された各企業様の取り組みに敬意を表するとともにお祝いの言葉を述べさせていただきます。
おめでとうございます!

 

こうしてみると室蘭のウチイケさんが特別優秀賞に1商品、優秀賞に2商品
苫小牧の大鎮キムラさんが特別優秀賞に1商品、優秀賞に1商品、更に特別優秀企業として受賞されました。
2社とも胆振管内の会社、北海道の中でも積雪が少なく比較的温暖な地域からこのような優秀な企業が生まれるのは何を持っても企業姿勢の表れであると思います。


北海道の住宅は日本の中でも技術レベルが高い、と言われつづけていますが同賞に関して言うと応募自体が少ないのか、知名度が低いのか、応募によるメリットが見えていないのか少しさみしい気もします。
ただ、識者の見識に基づく客観的な評価から環境性能を図るのは北海道の住宅市場における環境意識の底上げにもつながり大変意義のあることだと思いますし、今後は消費者も益々省エネ=経済的でもある住宅への関心が高まることと思います。
夏はどんどん暑く、冬は相変わらず極寒の北海道、この自然を快適にかつ環境に優しく生活できる住まいが住宅選択の大きな価値基準の一つとなり、企業間の競争がより促進され、優れた商品の開発が進むことを願います。