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家の話(主に北海道)

住宅業界に寄り添って10年、感じたことや知ったことを。ハウスメーカーから工務店まで、住みたい住まいを考えて。家の話をしましょう。

2015年 北海道ハウスメーカーランキング

そろそろ11月になろうというこの時期ですが、おさらい。

去年の北海道のハウスメーカーの着工棟数ランキングです。

いわゆるハウスメーカーだけじゃなく、ハウスビルダーとかも含めてどの会社がどれくらいの棟数、家を建てたか(より正確にいうと建築確認申請を提出した棟数)のランキングです。

※2016年最新のハウスメーカーランキングはコチラから

北海道住宅通信社という業界紙を発行している会社が調べてくれています。

当該記事は北海道住宅通信 7月25日号に掲載されています。

ではランキングを

 

順位施工者戸数合計床面積(㎡)平均延床
1 北海道セキスイハイム㈱(札幌) 516 65051 126.1
2 一条工務店(浜松) 352 41068 116.7
3 ミサワホーム北海道㈱(札幌) 328 40963 124.9
4 土屋ホーム(札幌) 285 35429 124.3
5 ㈱ジョンソンホームズ(札幌) 264 27357 103.6
6 豊栄建設㈱(札幌) 204 25117 123.1
7 ㈱ロゴスホーム(帯広) 197 22657 115.0
8 スウェーデンハウス㈱(東京) 172 20283 117.9
9 ㈱日本ハウスホールディングス(盛岡) 165 20631 125.0
10 タマホーム㈱(東京) 129 15314 118.7
11 コスモ建設㈱(札幌) 120 13534 112.8
12 住友林業㈱(東京) 115 16052 139.6
13 ㈱ホーム企画センター(札幌) 107 12828 119.9
14 大鎮キムラ建設㈱(苫小牧) 100 10523 105.2
15 ㈱ecoaハウス(千歳) 97 12114 124.9
16 ㈱住まいのクワザワ(札幌) 95 11945 125.7
17 住研ハウス㈱(苫小牧) 92 11865 129.0
18 ㈱アートホーム(北見) 84 10386 123.6
19 ㈲不動産企画ウィル(函館) 82 9629 117.4
20 三井ホーム北海道㈱(札幌) 76 11548 151.9
21 ㈱ジョイフルホーム(旭川) 67 7716 115.2

 

 

ふむふむ、全国的に有名な会社、北海道内では知られた会社、北海道でも特定地域の方しか知らない会社など様々ですね。

なんか21位までって中途半端な順位までですが決してジョイフルホームさんのまわし者ではありません。

 

それではこのハウスメーカーランキング、かんたんに解説しようと思います。

2015は大手ハウスメーカーの年

上位3社は全国で名を馳せる超一流ハウスメーカーですね。

セキスイハイムミサワホームも本社札幌となっていますがいずれも地域販社の本社所在地です。

この3社の中で、一条工務店は一般的な知名度こそ低いですが、今日本で一番勢いのあるハウスメーカーです。なにせ広告活動をほとんどしないので、実際に家を考えて総合展示場に足を伸ばさないと知り得る機会が無い会社です。いや、アチラコチラに工事中の現場幕張られてますがね。

フィリピンに超巨大な自社工場を構え、部材のほとんどを自社生産、低コストながら機能性は最高の家を作っています。ただしデザインはすっごい微妙です。

キャッチコピーが「家は性能」なのでデザインなんてチャラチャラした部分には重きを置かないのかもしれません。個人的にはデザインも住宅性能の重要な一要素だと思うんですけどね。

 

次に続く地元の雄たち

仲良く4,5,6,7位と並んでるのは地元のメーカーたち。

土屋ホームは道民なら誰もが知る東証2部上場メーカー。

(気持ち的な)安心感は抜群だけどどうしてもデザインの野暮ったさは抜けないですね。

ジョンソンホームズは多彩なブランド展開で幅広い顧客層キャッチ、と言いたいところですが、この順位の原動力はCOZYというローコストブランド。イメージ戦略やガバナンスが秀逸で、道内企業としては最も伸び盛りといえるのではないでしょうか。

グループの発祥が建材問屋ということで、良いものをお安く提供することはお手の物でしょう。

豊栄建設はここ10年ほど札幌の住宅市場のキャスティングボードを握ってきたと言っても過言ではない、影響力の強いメーカー。チャレンジ999のブランドネームはテレビCMをはじめ札幌市内のそこかしこで見かけます。同ブランドの成功で一気に道内屈指のメーカーに成長。当初ローコストメーカーと思われがちだったものの見事デザイン系での評価を獲得することに成功しています。そういや一時期札幌コレクションとかミス・ユニバースとか文化事業にいろいろ突っ込んでましたね、若年層への広告投資、どれほど回収できたのか気になるところです。あと、良い土地を良い価格で抑えることにかけては大手ハウスメーカーよりも優れているかもしれません。

 

つづくロゴスホームは道東のNO1メーカー。帯広本社で長らく同地でのシェア1位をキープ。「十勝型住宅」という実態があるのか無いのかわからないコンセプトで釧路でもシェア1位、札幌、苫小牧、千歳、室蘭と展開し、更にローコストブランドの「ハウジングカフェ」も道内各所で展開しています。特に価格でジョンソンホームズのCOZYと被り更に太陽光パネルまで標準で乗っけちゃってるハウジング・カフェは、札幌圏で棟数を伸ばしているようなのでローコストが主戦場になっている道内市場で今後まだ伸びしろがありそうな会社です。

 

なんか斜陽感を感じる古豪組

超失礼な言い方ですがね、そのまんまです。もちろん、勢いは微妙ですが、家づくりの信頼感は健在です。

日本ハウスホールディングスは、旧東日本ハウスからの社名変更です。その際全国紙かな?全面広告を出したのですがその加齢臭漂う脂っこさに思わず息を止めてしまったものです。誰得広告だったのでしょう。

 それは良いとして。 

スウェーデンハウスにせよ日本ハウスにせよ、どちらかと言うとベンチャー寄りなタマホームにせよいっときの勢いは余り感じられなくなってしまいました。

上場している2社については株価もぱっとしない模様。

謳っているコアコンセプトは悪くないとは思うのですが、いかんせん市場の需要との間にある溝はとっても深いように感じます。

 

読み返したら解説になってないですね、これただの雑記です。最後に言うなって感じですが。

10位まで来たので今日のところはひとまずこんなところで。